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✍ TBS系の人気テレビ番組「プロ野球戦力外通告」が29日、深夜に放送された。巨人から戦力外通告を受けた田原誠次投手（31）が登場。「まだまだ全然できる」と、現役続行を懸けて12月7日に神宮球場で行われた12球団合同トライアウトに向けた取り組みが紹介された。 トライアウトでは、巨人で同僚だった村上を高めのスライダーで空振り三振。前阪神の伊藤隼には右中間への二塁打を浴びた。巨人の折下からは低めに沈む131キロのシンカーで空振り三振を奪った。この時、スタンドで観戦した長男颯汰くん（10）が叫んだ「パパー」の声が、神宮に響いた。田原は手を振って応えた。「ジャイアンツでは最後。このユニホームで投げられ、最後に声が聞こえたのはよかった」。颯汰くんの目からは涙があふれた。 トライアウト後、宮台康平投手（日本ハム）のヤクルト入り、風張蓮投手（ヤクルト）のDeNA入りが相次いで報道され、焦りが募る。「結構（電話が）鳴ると思っていた。社会人とか企業チームとか」。そんな中、知人が社会人チームに入団可能かどうか状況を聞いてくれるという電話が届いた。だが、その後、チーム編成が終了していることを告げられた。今後も現役続行のオファーを待つという。 ◆田原誠次（たはら・せいじ）1989年（平元）9月2日生まれ。宮崎県出身。聖心ウルスラ学園－三菱自動車倉敷オーシャンズを経て11年ドラフト7位で巨人入団。右投げ左打ち。今季は1軍登板なし。2軍では35試合で1勝1敗、防御率7・06。16年は64試合に登板し、4勝3敗14ホールド。同年オフは、ちょうど2倍となる128試合でブルペンに入り、肩をつくったとして2700万円増の年俸4500万円で契約更改した。通算222試合で12勝7敗35ホールド、防御率3・13。今季推定年俸3200万円。（金額は推定） …
💖 #プロ野球, #戦力外, #田原誠次, #日刊スポーツ
