プロ野球ニュース メッツ空前の大補強で来季の年俸総額508億円に 大谷翔平獲得に影響するか
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ジャイアンツと合意していたカルロス・コレア内野手(28)と12年総額3億1500万ドル(約417億円)で合意したメッツの来季の総年俸は現時点で3億8400万ドル(約508億円)を超え、支払うぜいたく税は1億1180万ドル(約148億円)以上と見られている。
それでもメッツは来オフFAになるエンゼルスの大谷翔平投手(28)の獲得に動くのか。米サイトのヤフー・スポーツは「カルロス・コレアとメッツの契約による波及効果」と題し解説した。結論は「メッツの現在のペイロール(チーム総年俸)は大谷を追いかけるのに全く高すぎない」。大谷争奪戦に参加するとの見解を示した。
その根拠を二つ挙げた。「メッツの若手ブレット・バティ内野手やフランシスコ・アルバレス捕手を始めとする費用効果の高いプロスペクト(若手有望株)がまもなく台頭。球団総年俸は大幅に下がることになる」
「2023年シーズン終了後、メッツのペイロールは少なくとも6600万ドル(約87億3800万円)減る。万が一マックス・シャーザーがオプトアウト(契約破棄)したら、その額は1億900万ドル(約143億8800万円)、アダム・オッタビノもオプトアウトした場合、その額はさらに増加する」
同サイトは、現在メッツの長期契約はコレア、フランシスコ・リンドア内野手、守護神エドウィン・ディアス、ブランドン・ニモ外野手のみだと指摘。メジャー最高年俸4333万ドル(約57億3700万円)のジャスティン・バーランダー投手やシャーザーは2024年か25年には契約終了。年俸の安いプロスペクトが続々とメジャーに昇格する25年か26年に年俸総額は急激に下がる見込みなので、長期的に見れば予算に余裕はあるとした。
メッツのオーナーは大富豪のスティーブ・コーエン氏。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者の取材に「私はファンに(世界一を)約束した。約束を果たすためにはお金を使わなければならないということなら、それで構わない」と答えている。
「史上初の5億ドル(約662億円)選手になる」と予想されている大谷。来オフFA市場に出た場合、メッツ参戦で相場はさらに上がりそうだ。