鼓童は2021年に創立40周年を迎えます。
今回は記念ツアー作品として、約15年ぶりに「入破」(じゅは)を演奏いたします。
◆公演概要
鼓童は2021年に創立40周年を迎えます。
今回は記念ツアー作品として、約15年ぶりに「入破」(じゅは)を演奏いたします。
この曲は、小澤征爾氏のご紹介で出逢った現代音楽作曲家の故石井眞木氏に、1981年の鼓童デビューの門出を祝して鼓童に贈っていただいた曲です。他にも同氏作曲のモノクローム、大太鼓、屋台囃子、族などの代表演目に新曲を加え、鼓童の歴史を辿ります。原点に立ち返り、新たな領域への礎となる舞台です。
天と地が和(わ)し、響きに触れる。
鼓童創立 40周年記念作品『鼓』佐渡ヶ島を拠点として半世紀。
我々の原点<佐渡>をテーマに<稽古照今>(けいこしょうこん)古きを稽(かんがえ)今を照らす。新たな領域への礎となる舞台。天地根源の力を呼び覚ます太鼓の音。佐渡だからこそ生まれ、育まれた音を劇場にて触れて頂けたら幸いです。
演出 船橋裕一郎
●寄稿
君達の太鼓はそこにあるだけで充分に鑑賞に耐える工藝品であり美術品なのだ。だから君達もそこにいるだけで存在感を示せる人間であってほしい。
その上で太鼓と向いあうと君達は中途半端な人間であるよりは純粋に「童」であることに徹することでしか対応出来ないことに気づく。その時君達は鼓童なのだ。
(永六輔氏寄稿)
■太鼓芸能集団 鼓童
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来52の国と地域で6,500回を越える公演を行う。なかでも、多様な文化や生き方が響き合う「ひとつの地球」をテーマとした「ワン・アース・ツアー」は、世界各地で4,000回を数える。劇場公演のほか、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」、ワールドミュージック・クラシック・ジャズ・ロック・ダンスパフォーマンスほか異なるジャンルの優れたアーティストとの共演や、世界の主要な国際芸術祭、映画音楽等へ多数参加。佐渡島における鼓童の創造的な活動、ライフスタイルとその理念は、世界のアーティストや芸術関係者からも注目を集めている。2012年から2016年まで坂東玉三郎氏を鼓童の芸術監督に招聘した。近年はバーチャルシンガー初音ミクとのコラボレーションをはじめ、坂東玉三郎との「幽玄」での共演や「フジロックフェスティバル’18」への参加など幅広い活動を行なっている。2019年はラグビーワールドカップ開会式、国立競技場のオープニングイベントにも参加。
●予定演目
入破、モノクローム、大太鼓、屋台囃子、族、新曲等
●出演者(予定)
齊藤栄一/石塚充/地代純/三浦康暉/池永レオ遼太郎/北林玲央/米山水木/木村佑太/平田裕貴/山脇千栄/定成啓/新山萌/野仲純平
●日程
2020年12月12日(土)15:00開演(14:30開場)
●チケット情報
■入場料(全席指定)
一般 6,000円(税込)
学生 3,000円(税込)
※学生券は東松山市民文化センター窓口のみでの販売(学生証提示で割引)
※未就学児入場不可
■発売日
令和2年10月2日(金)
窓口 10:00~ / WEB ・電話 13:00~