ラグビー日本代表 ライオンズに敗れる 姫野は歴史的トライ
「ラグビー・リポビタンDツアー、日本代表10-28全英・アイルランド代表ライオンズ」(26日、英エディンバラ) 日本代表にとって2019年10月20日のW杯南アフリカ戦以来、615日ぶりの対外試合で4トライを許し敗れた。19日までニュージーランドのハイランダーズでプレーし、過密日程の中でも後半10分から途中出場したナンバー8姫野和樹(トヨタ自動車)は全英・アイルランド代表ライオンズから歴史的トライを奪った。 相手は1888年から始まり、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドから代表選手を集め4年に1度結成されるライオンズ。4年ごとにニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアを遠征。今回は2009年以来となる南アフリカ遠征の“前哨戦”として日本との歴史的一戦が実現した。 強敵との試合を前にジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が「スクラム、ラインアウトでプレッシャーをかけてくるだろう」と予想した通り圧力をかけられ、セットピースで押され続けた。ボールポゼッションで上回られ、思うようなラグビーはできなかった。 前半14分にラインアウトからトライを許し、そこから3連続トライを奪われた。同終了間際には、日本が相手インゴール手前まで迫る攻撃を見せたが、仕留めきれず無得点で折り返した。後半9分にもトライを許し、コンバージョンキックも決められ0-28に差を広げられた。 主将でフランカーのリーチ・マイケル(東芝)ら、スタメン15人中14人が初8強入りした19年W杯メンバー。WTB松島幸太朗(クレルモン)は先発、ナンバー8姫野和樹(トヨタ自動車)は同10分から出場した。 反撃に出たのは同19分。姫野がタックルを受けながらもボールを運び、トライを決めた。133年の歴史を誇るライオンズから初めてトライを奪った日本人となった。 今回、初選出でWTBシオサイア・フィフィタ(近鉄)は初先発。同10分にSH斎藤直人(サントリー)が途中出場し、未来のジャパンを背負う若手の逸材も代表初キャップで堂々のプレーを見せた。 同29分には、田村優(キヤノン)がPGを決めて10-28に追い上げたが、及ばず試合終了。久々のテストマッチは厳しい戦いとなった。次は7月3日にアイルランド代表(ダブリン)と対戦する。
