東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けてボランティアの準備も始まっています。運営をサポートするボランティアの研修が2日と3日、札幌で開かれ、約500人が参加しました。
この研修会は東京オリンピック・パラリンピックの競技会場や選手村などで運営をサポートするフィールドキャストと呼ばれるボランティアが対象です。
札幌での研修会には2日間で500人が参加。ボランティアの心構えや大会の概要について説明を受けました。
参加者:
「(Q.高校生? )高校3年です。いろんな国の方と関わりたい」
「函館市に住んでいます。多くの人に出会いたいです」
「(1964年の)東京オリンピックの時、聖火リレーで走りました。今回また何らかの形で東京オリンピックに関わりたくて応募した」
11月1日にマラソンと競歩の札幌開催が決まった直後だけに、参加者はやりがいや責任の大きさを実感する機会にもなったようです。
参加者:
「ラグビーワールドカップのボランティアもやったが、一生に1度の経験なので、ぜひ東京オリンピックのボランティアもやりたくて応募しました。(マラソンと競歩が)札幌に来たので札幌の責任も大きくなるので、おもてなしをするボランティアも責任を感じる」
「母が聴覚障害だが(前回の東京オリンピックの時に)ボランティアに参加したいができないと言われた。でも今回は(聴覚障害があっても)参加できるので、母の思いを受けて参加したいと思った。札幌でマラソン開催が決まったのでそのボランティアもやってみたい」
フィールドキャストは全国に8万人いて、実際の配置が決まるのは2020年3月になります。