ライブでの最前問題と対策を考える。 – チケットキャンプファン!

最前。ライブ好きにとってこんなに甘い響きはないでしょう。しかし、その「最前」の世界では戦争が起こっています。皆様も1度は闘ったことがあるのではないでしょうか?

今回は「チケット事情」からは少し離れ、ライブでの最前問題とその対策を考えたいと思います。

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最前が取れる整理番号

会場によるので一概には言えませんが、

キャパ300~500の会場⇒1番~10番
キャパ1000~2000の会場⇒1番~25番

くらいまでかな、と思います。

良番チケットを持っていても後から入場する、という人もいます。ですので、もう少し遅い番号でも最前が取れることもあります。

最前問題:相方キープ

もう、あるあるですよね(゚Д゚)笑

だいたいは2人組。1人が良番を持っているから、後から入ったもう1人を入れてあげる、というヤツです。

この「相方キープ」、罪悪感なくしている人もいそうですね。

完全にマナー違反です。もし最前に入った人全てがキープしていたらどうなるのでしょうか・・・?また、自分が惜しくも最前に入れなかったときに、目の前でそんなことをされたらどう思うでしょうか?

対策

対策ってねぇ・・・どうしてもダメなことしか思いつかないですよね・・・。(笑)

「モッシュするたびに潰してやる!」

とか

「全力で足を踏む。」

とか、結構聞きますし、どうしても怒りにまかせてやりたくなるかもしれません。

でも、そこはグッとこらえましょう。彼らみたいな卑怯な人と、同じ土俵に立ってはいけません。

汚いやり方でオイシイ思いをする人はたくさんいます。悔しいですが。

そういう人たちは、そういうやり方でしか幸せを得られないのでしょう。

悲しい人たちだーと思って、きっといつかバチがあたると思って、グッとこらえましょう。

でも、あまりに悪質な場合は、スタッフさんに訴えましょうね。

最前問題:割り込み

あるあるあるあるー!(笑)

ライブが始まる前からどうどうと割り込む人、ライブが始まってモッシュに合わせて割り込もうとする人、いくらでもいます。

柵のほんの数センチの隙間に手を伸ばしてぐいぐいくる人、イマスヨネー。

そういう人は、割り込みの常連だったりします。
そうすれば最前に割り込めることを知っているので、しれっと2列目で待っていたりします。

対策

1人だとなかなか難しいかもしれませんが、ライブ開始前~ライブ中、できるだけ隣の人と協力して割り込ませないようにしましょう。

後ろに悪質な割り込み魔がきたら、隣の友人と肩をぴったりくっつける、くらいしたほうがいいです。

人はなぜ「最前」に行きたがるのか

考えられる理由は、以下の通り。

  • アーティストの近くで見られるのが嬉しいから
  • 前に障害物がなく、ステージが見やすいから
  • 目の前で行なわれる演奏・演劇などの臨場感・迫力が違うから

だいたい、このような理由だと思うんですよね。

私も先日、久しぶりに小さなキャパの会場で「最前」が取れたのですが、後ろの方で見るのとはまた迫力が違いました。

目の前の人たちの動作が全てダイレクトに伝わってくる。 口の動きだったり、目線だったり、声色だったり、汗だったり。

そういうアーティストの細かい部分も完全に見ることができるんですよね。

そりゃあもう迫力が違いました。

でも、こうも思ってしまったんです。

「あわよくば、こっちを見てくれるんじゃないか」と。

私は普段、あまりギュウギュウに狭いスペースにいるのが好きではないので、たいがい真ん中~後方でゆるく楽しむスタイルなのです。

ライブが始まったら、真ん中の人たちがドッと前に押すことがあるじゃないですか?
その押したことで空いたスペースにいる感じです。(笑)

なので最前とは縁遠い人間だったのですが、ひっさしぶりに入ってみて、邪念がわいてしまったんです。

「目があうこと」に喜びを感じてしまうという、。

もちろん、悪いことではないと思うんですよ。

大好きなアーティストが目の前にいて、おそらく自分と目が合っている。
自分にファンサ的なことをしてくれる。嬉しくてしょうがないです、もちろん。

でもね、私は、ライブの楽しみ方が全部ひっくりかえるような、そんな気分になりました。

音楽ももちろん楽しんでいるんだけど、音よりも、目の前の人たちに集中してしまう、というかね。

音楽に「正しい楽しみ方」も「間違った楽しみ方」もないんですけれどね。

私は自分が音楽よりもアーティストを見ることに集中してしまって、それはそれですごく楽しかったけれど、ものすごく違和感でしかなくて。

なので、もう最前に入ることはないです。全席指定とかじゃない限り。

1番とかきたら・・・迷っちゃうかな・・・(笑)

あくまで私の考え方ですよーー。

「見られたい」人たち

何度もツイートしてますが、僕のヲタ活の座右の銘「推しを見たいという気持ちから推しに見られたいという欲求に変わったら迷惑ヲタの第一歩」 座間4公演とMJ公録に行って改めて思いました

— いくべ (@berryz_ikubeeee) 2014, 10月 20

さっきの私の話とかぶる部分がありますが、これ、本当その通りだと思うんですよね。

最前だけじゃないけれど、最前に入ると「見られたい欲」が余計に出てしまうと、思うんですよね。

見られたいと思うと、つい野次ったり、派手なことや他人に迷惑をかけるようなことをしてしまう。周囲に気を遣うよりも、自分の願望を優先してしまう。

だから、最前問題は起こると思うんです。

「いま良番チケットを持っていて、最前狙おうか迷っている」と言う方、この記事を見たら狙うことを迷うかもしれませんね(笑)

でも、悪いことばかりではありませんし、いつどこのライブでのこのようなことが起こる訳ではありません。

前述の通り、臨場感、迫力、リアルタイム感、すごいです。
最前~3列目くらいにいないと気づけないこともあるでしょう。 足元の変化とかね、そういうのは前にいないと見れない。見難い。

最前だとエフェクター何使ってるかとか、踏むタイミングとか見れますからね。バンドしてる人はより面白いと思います。

なので、怪我には気をつけて、どうぞ楽しんできてくださいね。

そして最前戦争でお疲れの皆様、ライブが終わったらどうぞゆっくりお休みくださいね。

汚いことをする人には、絶対バチがあたりますから。