ランパス:球技専用スタジアムならではの迫力をぜひ ラグビー盛んな福岡市 – 毎日新聞



大会組織委員会 福岡地域支部長 小畑和彦さん
福岡は子ども向けのラグビースクールが全国でもトップクラスの多さです。全国高校ラグビー大会では、東福岡が歴代4位の優勝6回を誇ります。ラグビーが盛んな都市だけに、非常に多くの人がワールドカップ(W杯)の開催を心待ちにしています。
試合が行われる東平尾公園博多の森球技場(レベルファイブスタジアム)は球技専用のため、グラウンドと観客席の距離の近さが特徴です。世界トップレベルのプレーを間近で見るだけでなく、選手たちが激しくぶつかり合う音を、ぜひ生で聞いていただきたいと思います。
博多の森球技場は、福岡空港から徒歩圏内です。試合当日はシャトルバスも運行しますが、沿道に設置する横断幕やのぼり旗などW杯関連の装飾を見ながら歩き、会場までの道中でも大会の雰囲気を味わえます。
福岡市は人口150万人超の大都市でありながら、海も山も近い「コンパクトシティー」として知られています。福岡空港から福岡市営地下鉄に乗れば、陸の玄関口のJR博多駅まで5分程度、中心市街地の天神までも10分ほどで行くことができます。海外から来る方も含め、豊かな食文化など福岡の魅力に触れるとともに、少し足を延ばすだけで味わえる自然の魅力を満喫してもらえればと思います。例えば、福岡市の西に隣接する糸島市は玄界灘に面した海岸の美しさなどが人気です。ほかにも、フェリーで約10分の能古島(福岡市西区)に渡れば、海の向こうから普段とは異なる福岡の街の風景を目にすることができるでしょう。詳しくは、福岡県観光情報公式サイト「クロスロードふくおか」、福岡市公式シティガイド「よかなび」をご覧ください。
昨春、組織委員会の仕事に就いて、すぐに驚くことがありました。4~7月に全12開催都市で計約1万人の予定で募集したボランティアに、3万8000人もの応募が寄せられたのです。福岡の場合、最低3日間活動できることなどが条件だったため、「どれくらい集まるだろうか」と不安がありましたが、500人を下限とした募集に対し、抽選と面接を経て約700人を採用させていただきました。12都市全体では、1万3000人に上ります。これだけの方が、ぜひ大会に関わりたいと手を挙げてくれたのは、本当にありがたいことです。
熊本と大分を含め、全国12開催都市の4分の1が九州です。昨年はプロ野球・ソフトバンクホークスの試合の時にヤフオクドームで3都市合同でPRをしました。これからも互いに連携し、九州から大会を盛り上げていきたいと考えています。
次回は8月2日に公開予定です。
東平尾公園博多の森球技場で行われるW杯試合日程
<1次リーグ>
9月26日16時45分 イタリア―カナダ
10月2日16時45分 フランス-米国
12日19時45分 アイルランド―サモア
東平尾公園博多の森球技場(レベルファイブスタジアム)
1995年完成。約2万人収容で、サッカーJ2アビスパ福岡の本拠地。ラグビーW杯に向け、ベンチタイプだった座席の個席化▽照明のLED化や照度の向上▽電光掲示板の代わりに映像を流せる大型ビジョンの設置▽芝生張り替え――などの改修を行った。福岡市営地下鉄福岡空港駅から徒歩25分、バスで8分。
おばた・かずひこ
1965年7月生まれ、長崎県勝本町(現壱岐市)出身。84年に福岡市役所に入庁し、防災関連の部署で長く勤務した。防災危機管理課長だった昨年4月、市からの派遣で現職に就いた。中学まで野球部でラグビー経験はないが、28歳の息子は高校時代にラグビー部だった。
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