入来智さんが故郷・宮崎で交通事故死 55歳 巨人時代に弟・祐作と兄弟同時在籍で話題に



近鉄、巨人などで投手として活躍し、NPB通算35勝をマークした入来智(いりき・さとし)さんが10日に交通事故のため死去したことが11日、分かった。宮崎県都城市出身。55歳だった。NPBで最後に所属したヤクルトが発表した。
 入来さんは10日午後9時50分ごろ、軽自動車を運転して都城市野々美谷町の市道を走行中に普通乗用車と衝突。病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

 ヤクルトの発表によると、死因は交通事故による重症頭部外傷。また、通夜は12日午後5時から、葬儀・告別式は13日午前11時から平成会館(宮崎県都城市鷹尾1-23-19)で行われ、父・喜門さんが喪主を務める。

 1967年6月3日生まれ。鹿児島実、三菱自動車水島を経て89年ドラフト6位で近鉄入りした。96年のシーズン途中に交換トレードで広島に移籍したが、同年オフに近鉄へ復帰し、98年オフには巨人へ移籍。当時巨人には実弟の入来祐作投手が在籍しており、球団史上初となる兄弟現役選手同時在籍として話題を呼んだ。

 2001年にはヤクルトへ移籍して自己最多となる10勝をマークし、初出場したオールスターではNPB球宴史上初の兄弟リレーも実現。古巣・近鉄との対戦となった日本シリーズでは古田敦也捕手とバッテリーを組んで第3戦(神宮)に先発登板し、5回2安打1失点の好投で勝利投手となり、チームの日本一に貢献した。翌02年は1勝にとどまって戦力外通告を受け、ヤクルトを退団。韓国、台湾でのプレーを経て04年限りで現役を引退していた。NPB通算成績は35勝30敗2セーブだった。

 なお、実弟の入来祐作さん(50)は現在オリックス投手コーチを務めているが、球団によると、突然の悲報を受けてすでにキャンプ地を離れているという

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