ラグビー日本代表が練習公開 ロシア戦に向けラインアウト強化 スピードが鍵 – 毎日新聞



ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本代表は17日、ロシアとの開幕戦(20日、東京・味の素スタジアム)に向け、東京都内でラインアウトの練習などに取り組んだ。壮行試合となった6日の南アフリカ戦ではラインアウトから良い球を出せず、攻撃のリズムをつかめなかった日本。スピード豊かな動きでロシアを上回れるかが、カギになりそうだ。 <リーチ「過去10年で一番上手なチーム」>ジョセフ流の強化策とは? <「花園」がラグビーW杯招致にこだわった理由> <ラグビー観戦をより楽しく!>ルールや用語などを紹介 <来たぞ最強軍団 史上初V3狙う「オールブラックス」が来日> <日程や注目ニュースをチェック>ラグビーW杯2019特集ページ  この日、公開された15分間の練習中、FW陣はラインアウトの連係を何度も確認した。フッカー堀江(パナソニック)らがボールを投げ入れ、ロックのムーア(サニックス)らジャンパーを持ち上げて「タワー」を作り、より高い位置でのキャッチを試みた。メンバーを入れ替えながら攻撃側と防御側が互いに相手より早く、高いタワーを作ることを徹底した。  日本の生命線である速いテンポの攻撃を仕掛けるには、ラインアウトからいい形でバックスにボールを供給することが求められる。7―41で敗れた南アフリカ戦では、ラインアウトでプレッシャーをかけられてテンポ良く攻撃を展開できず、後手に回ってしまった。  ロシアは身長2メートルのロック・フェドトコを筆頭に190センチ以上のFWが登録メンバーに5人いる。日本はトンプソンの196センチが最高で、190センチ以上は4人。素早い動きで大柄な相手を振り切ってボールをキャッチできれば、スムーズな攻撃につなげられる。フランカーのラブスカフニ(クボタ)は「確実に良い球を供給し、チームの攻撃を勢いづけたい」と話した。【黒川優】

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